ワイン&スピリッツインターナショナルは、スピリッツ業に従事してきたスクラー家の第5代目にあたるデイル・スクラーが設立した、家族経営のプライベートカンパニーです。世代が変わっても、その気風はそのままに受けつがれています。
“「我々が携わることは、すべてユニークな魅力にあふれています。我々は、価値の大小にこだわる前に、、品質と個性を重要と考えます。当社はきめ細かな心配りが可能な小規模の企業ですが、また、目標を実現するために十分な規模を有する企業でもあります。ですからメキシコのテキーラタウンからの直送スピリッツを積んだ40フィートのコンテナも、30種類ものバラエティの異なる商品を積めこんだ20フィートのコンテナでも、弊社は取り扱うことができるのです。”」デイル・スクラー、取締役社長・創設者
この実用的なアプローチは、信頼性、透明性、誠実性というコアバリューに支えられています。この事業は数十年以前に遡る類まれな伝統によって築き上げられました。近年ではデイルの祖父マックス・スクラー、また父であるスタンリー・スクラーに受け継がれ、世代を超えて一族は、ストリチナヤ、ボルス、ピムズといった世界に名立たる有名ブランドを育んできたのです。
現在、ハプスブルグ アブサン、バンバリーア テキーラ、バルカン ウオッカのようなビジネスの中核となるブランドのイノベーションに重きを置き、グローバル展開を続けています。そしてブラジル、パラグアイ、オーストラリア、日本、米国を含む主要地域で輸出業務のさらなる展開を進めています。
ファミリービジネスであるCapital Wine & Traversワイン&の販売営業ディレクターとして、デイルはフランスおよびイタリアワインを主に販売するワイン&スピリッツインターナショナル(WSI)を設立しました。
WSIはJ Wray & Nephew Overproof Rum の英国販売代理店に指定され、ワインブローカーからスピリッツ輸入業者へと事業を拡大しました。
WSIがロスアンゼルスでイタリアワインを販売していた所、ソンブレロテキーラの英国代理店に指名され、事業のスピリッツ分野を強化しました。
WSIは純正トレネフランスアブサン ブランドを生み出し、さらにハプスブルグ アブサンがこれに続きました。後者は当初ブルガリアで生産されていましたが、のちにイタリア最大のサンブッカ生産業者のひとつにその生産をに移行しました。
デイル・スカーがワイン&スピリッツインターナショナル設立前、ファミリービジネスの販売営業ディレクターであった時代の写真集